サブスクライフ、将来的な返却品の増加を見込みリユース業者と提携強化

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サブスクライフ、将来的な返却品の増加を見込みリユース業者と提携強化

2019年10月16日

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サブスクライフ サイト画面サブスクライフ サイト画面

家具・インテリアのサブスクリプションサービスを提供するサブスクライフ(東京都渋谷区)は、提携するリユース業者を増やす。利用終了した家具の買取を行うリユース業者との取引社数を数十社にまで増やす考え。

同社は家具家電61ブランド、4.5万種類を月額500円から利用できるサービスを運営する。業績は堅調で、18年3月にβ版、9月に正式版を開始し、売上額は1年で約30倍に増加。「製品を安く使い始められる新しい市場のため、メーカーさんにも興味を持って頂いている」(町野健社長)

町野健 社長町野 健社長

利用者は製品と利用期間を選び、期間に応じた月額料金を支払う。期間終了後は交換・購入・返却・継続のいずれかを選択できる。19年9月時点での解約はほとんどないが、将来的に製品の交換や返却増加を見込み、自社での修理を行う他、返却品の買取を行えるリユース業者との提携も目指す。現時点で提携のリユース業者は数社にとどまる。

あわせて、メーカーや不動産との提携も進めていく。19年9月からバルミューダの家電の取り扱いを開始し、リノベマンションを取り扱うカウカモ(運営:ツクルバ、東京都目黒区)との資本業務提携も予定する。

同社の強みは支払総額が購入総額を超えない価格設定。他社よりも長期の利用をしやすくなっている。「家具を安く買うイコール満足度ではない。ライフスタイルの変化や環境問題により、家具を長く使う定額制サービスが今後更に普及していくと考えている」(町野氏)

第473号(2019/10/10発行)4面

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