モードオフ、立地と施策を理由に交通系ICカード決済が多い
2019年11月04日
リユース探偵
増税に伴うポイント還元制度が導入されたことでにわかに脚光を浴びる「キャッシュレス決済」。リユース業界におけるキャッシュレス決済の動向を探った。
モードオフ戸越銀座店は100円商品とスイカ決済が人気
百円古着でスイカ人気
手軽さ訴求で来客2倍
古着を扱うモードオフ戸越銀座店(運営:エコモード、新潟県新発田市)では交通系ICカード決済が多い。理由は立地と施策。東急・戸越銀座駅近くに店があり、店頭に交通系ICカード対応の表示を貼ったところ、利用客が一気に増加。今では1日に3~4人、約1割が交通系ICカード支払いだ。また同店は、1年前から100円商品を取扱う。店頭に3スパンの100円商品を置き、誘客に成功。
「100円商品の取扱いを始めたところ、レジ通過客が前年同月比2倍、売上は1割増えた」(横山裕一店長)と喜ぶ。
モードオフ戸越銀座 横山裕一店長
100円且つスイカでも買える手頃さが受けたと横山氏は分析するが、「客数が増えないまま客単価を落とす可能性もあり、諸刃の剣」と話した。
商材:古着
場所:戸越銀座駅前
対応:LINE Pay、交通系ICカード、各種クレジットカード決済
利用比率:約10%
場所:戸越銀座駅前
対応:LINE Pay、交通系ICカード、各種クレジットカード決済
利用比率:約10%
第474号(2019/10/25発行)12面