ロハスク、じゅうたんの法人レンタルに手応え初年度導入150ヵ所を目指す
2019年11月12日
「ハグみじゅうたん」のブランド名でじゅうたんの卸売を行うCOBLIN(新潟県新潟市)から、法人レンタルを手掛けるロハスクが9月、分社化された。天然羊毛を用いた海外製造品を月670円〜で貸出す。分社前より宿泊施設等にテスト導入し手応えを得ていた。初年度導入150ヵ所を目指す。
ロハスクでは現在、旅館やホテル、オフィス等へレンタル導入を広げている。デザインは約80種から選べる。また季節に応じた商品変更も可能で、その際ロハスクに返すだけでよい。
旅館に導入した例
ロハスクの母体のCOBLINは、2012年設立。デザインと製造を担う別法人をグループ内に持ち、トルコ、インド、パキスタンなどで職人が手織りや機織りをしている。羊毛は化学繊維と異なり、汚れにくさ、湿度調整、防炎、肌触りの面で特長がある。
ロハスクの加藤祐志社長は、「これまでホームユース向けが中心だったが、今後は人口減少等の影響もあると思う。まずはカニバリの起きないビジネスユースに限定して、レンタル事業を本格化させていく」としている。
第475号(2019/11/10発行)2面