バスストップ、本格的なガレージセールを開催
2019年12月05日
一足早い正月商戦
ガレージセールが盛況
年末年始4日間で300名を動員
約20年に渡りUS古着の卸しと小売を行ってきたバスストップ(運営:テンストライク 埼玉県川口市)は本格的なガレージセールを前年度に初めて開催し、12月31日~1月3日の4日間で300名を動員した。今年度も開催予定。
黄色のバスが外観のトレードマーク
普段使用しない2F部分を開放して雑貨を販売した。またその一部をラウンジとしても提供。女性を中心に沖縄や大阪など全国からお客が集まり、催事期間の売上は古着も含めて200万円近くに上った。40~60年代のブリキのおもちゃやナンバープレート、鉄道模型や缶詰、キルトやミキサーなど、雑貨の種類は多岐に渡り、100~2000円の単価で200点以上を販売した。「40~60年代のアンティークな品を揃えたのが良かったと思う」(寺尾みゆき氏)
寺尾みゆき取締役
お客の声がきっかけ
インスタ告知で認知
同店はUS古着の卸しと小売りでそれぞれ月商300万円を売り上げる。取締役の寺尾夫妻はこれまでに米国で買い付けて保管しておいた雑貨を1000点以上抱えていた。そのうちのいくつかを店内に展示していたところ、お客から「あれ、欲しい!」という要望があり、その声をきっかけに雑貨に特化したガレージセールを正月に開催した。
昨年までは一切告知をせずに内々で実施していたが今年はブログとインスタで告知したところ、「今までで一番人が集まった」(寺尾みゆき取締役)。
告知を担当したのは寺尾氏の大学生の娘だ。ガレージセールに関する投稿を4つ上げ、それぞれ60~70個近くのいいね!がついた。1つの枠に5つの写真を入れてひと目で店内が見られるように工夫を凝らした。
告知に使用したインスタの画像
セール期間は特別にラウンジを設けた
第476号(2019/11/25発行)14面