チェリーズマーケット、買取品の記事をネットに公開し送客図る
2020年01月20日
ブランド家具の出張買取を行うチェリーズマーケット(東京都世田谷区)は、買取品の記事をこれまで4500件近くネットにアップしている。同社では約500種類のブランドに対応。買取実績の豊富さを訴求し依頼獲得に繋げている。
規定のフォーマットに則って記事を作成する
同社はブランド名、家具の種類、数点の写真、仕様、商品説明を盛り込んだ記事を7年前からHP上にアップ。HPを見たユーザーから「同じものを買い取ってくれますか?」「うちにも売りたいカッシーナがある」といった問い合わせが相次ぐという。
マーケティング担当の山中祐二氏は、買取を依頼する際にユーザーの多くは特定のブランド名で検索をかけると見ている。現在月に300件ほど出張買取に出向く。「おかげ仕入れは安定しています」(山中氏)
マーケティング担当 山中祐二氏
同社の年間売上は約2億円で、仕入れの大半が個人からの出張買取。販路はヤフオク!と古物市場。販売平均単価は約10万円だ。
第479号(2020/1/10発行)19面