BIG MAMA、飲食店開設でアンティーク店送客
2020年03月19日
Shop探訪
1950~60年代のアメリカンアンティーク雑貨を販売する『BIG MAMA(東京都福生市)』がここ数年で集客を2倍に伸ばしている。同店の2軒隣りにオープンした同系列の飲食店が集客増に貢献した。同店には著名人が番組で訪れるなど、注目が高まっている。
昨年4月にオープンした飲食店「MINT」
同系列の飲食店「The MINT MOTEL」は昨年4月の開店当初からBIG MAMAと相互集客をし合う。同店は米国のモーテルをモデルにした飲食店で、ワッフルやシリアルなどをセルフサービスで提供するスタイルが特徴だ。同店の広川恵店長は開店の経緯について「BIG MAMAで買い物をしたお客様が寛げる場所が欲しいとずっと思っていた。うちは山口や神戸など遠方からやってくる方も多い」と話す。
広川恵店長
BIG MAMAは、店内の雰囲気や商品の背景知識の説明などリアルな体験に強みを置いており、強みを認知してもらうには「実際に店に足を運んでもらう必要がある」と広川店長は考えていた。
同二店舗には元SMAPの木村拓哉氏がネット番組で訪れ、それ以来さらに多くの新規客が訪れるようになったという。
第483号(2020/3/10発行)8面