女性服レンタルのエアークローゼット、2月新規登録数が顕著 「新型コロナで意識変化が」
2020年04月21日
女性服の月額制レンタルサービス「airCloset」を運営する『エアークローゼット(東京都港区)』が、同サービスの新規登録者数を伸ばしている。新型コロナウイルスの報道が大きくなり始めた2月月初と比べ、同月末の新規登録が約2.8倍にまで膨らんだ。
airCloset 1日あたりの新規登録者数
新型コロナによる巣ごもり消費の活況が報じられる中、「airClosetの2月の新規登録の伸びは顕著。継続して、3月も前月以上に推移している。意識変化の表れでは」(天沼聰社長)と同社は分析。
天沼聰社長
同サービスは月額6800円〜の価格で、スタイリストにウェブ上でリクエストを伝えて商品交換を重ね、自分に合う洋服を一度に3着アクセスできる。30〜40代の働く女性や子育て世代を中心に、登録者30万人超にまで増やしている。
「例えばいつもはオフィスシーンでご利用いただいていた方も、リモートワークに移行したことで、少しカジュアルテイストをご希望される方もいます。様々なご要望を踏まえ、スタイリストがコーディネートしています」(同社長)
第485号(2020/4/10発行)3面