リユースモバイル事業者認証制度について
2020年04月21日
第88回
リユースモバイル事業者認証制度について
リユースモバイル関連ガイドライン検討会は、昨年11月28日の記者会見で、リユースモバイルガイドライン(以下、ガイドライン)第二版とともに「リユースモバイル事業者認証制度」も発表しました。今回は、その認証制度についてご説明します。
消費者が適性な事業者を容易に識別
認証取得でより信頼性あるPRに
●認証制度の概要
当認証制度は、リユースモバイル端末事業者(以下、事業者)が前回お伝えしたガイドラインに沿って、リユースモバイルビジネスおよび店舗等での業務を運営していることをRMJが認証する制度です。
●認証制度の目的
事業者の事業・業務が、「ガイドライン」に適合していることを審査機関が認めることにより、消費者に、リユースモバイル端末を安心安全に購入・売却いただくこと。
●審査機関
外部有識者を中心にリユースモバイル事業者認証委員会を設置し、公正・中立な立場から審査・承認を行う体制を構築しました。
オブザーバー:総務省
●事業者メリット
審査委員の高い知見と、公正中立で客観的な審査結果に基づき認証を取得したことは、事業者のプロモーション活動などの中で一般消費者、提携先企業、潜在的パートナー企業等に対して、より客観性・信頼性をもって情報を対外的に発信し、訴求することができます。
●消費者メリット
ガイドライン準拠の事業者が容易に識別できるため、認証取得事業者にて売買いただくことで、より安心安全にリユースモバイルを購入・売却いただけるようになります。
●認証の対象組織
リユースモバイル端末の売買を行っている法人かつRMJ会員であり、以下に該当する事業者となります。
・リユースモバイルガイドラインに準拠している
・経営状況の健全性が確認できる
・適切なガバナンスが確立されている
●認証範囲
企業組織(※FC店舗も含む)で、申請者からの要請に応じて本社を含む複数店舗に対して一括して認証を付与します。
●認証ロゴマーク
リユースモバイル事業者認証審査に合格すると「認証書」、「認証ロゴマーク」を交付し、認証ロゴマークの使用が許諾されます。
第485号(2020/4/10発行)13面