ゲンキの平和堂、コロナでお酒買取1.5倍

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ゲンキの平和堂、コロナでお酒買取1.5倍

2020年07月01日

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巣ごもり断捨離が進み

「リサイクルショップみっけ」を展開するゲンキの平和堂(千葉県柏市)では、お酒の買取りが買取金額ベースで前年比1.5倍程度に伸びている。新型コロナウイルスの影響で、自宅にこもり片付けが進んだことや、生活不安からの不要品の換金需要が増したためだという。

お酒の買取需要が伸びているお酒の買取需要が伸びている

千葉県で緊急事態宣言が発令され、数日が経過した4月半ばより潮目が変わり始めた。それまで常連客の買取利用が目立っていたが、贈答品や土産でもらった未開封のお酒を持ち込む新規客や、蒐集している高級酒を踏ん切りをつけるように手放すお客が目立った。

同社でお酒やブランド品等の買取接客にあたる星野容浩エグゼクティブバイヤーは、「普段なかなか片付けなどしないと話す方々が、これを機にと、あれこれお持ち込みされていた印象。ブランド品とまとめて売りに出す方もいました。高級ブランデーの1つ『レミーマルタンルイ13世』も高く買い取らせていただいた」と話す。

リユース事業部 エグゼクティブバイヤー 星野容浩氏リユース事業部 エグゼクティブバイヤー 星野容浩氏

ほか、コロナ下ではブランデーの『カミュナポレオン』、ウイスキーの『サントリーローヤル』『サントリーオールド』などの買取りの動きが活発で、販売でも同様の銘柄に動きがあった。同社では、買い取ったお酒を店頭やネットで販売している。

第490号(2020/6/25発行)6面

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