宅配買取のトラブル急増、前年比1.4倍に
2020年07月10日
コロナで利用増に比例、前年比1.4倍
新型コロナウイルスの影響で需要が伸びたとされる宅配買取サービスにおいて、トラブルも急増していることが本紙の取材で分かった。国民生活センターによると、相談や情報提供など寄せられたトラブルの件数は、今年度に入り前年比1.4倍のペースで増加していると言う。
相談の半数「スマホ」が占める
宅配買取は、不用になった品物を宅配便で事業者に送付して査定、買い取りをしてもらうサービス。新型コロナウイルス感染拡大の影響や全国的な緊急事態宣言により、買取店が休業や時短営業を強いられる中で、需要が伸びたとされている。
NOVASTOの佐藤秀平社長によると、「宅配買取・郵送買取のキーワード検索量は、コロナ前と比べて2倍近くに増えている」と言う。
第491号(2020/7/10発行)1面