ベイクルーズ、CSR活動の促進と従業員満足度の向上を狙い「蚤の市」参入

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ベイクルーズ、CSR活動の促進と従業員満足度の向上を狙い「蚤の市」参入

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スタッフ着用品を再販売 蚤の市で大行列の実績も

国内アパレル大手のベイクルーズ(東京都渋谷区)が、このほど下北沢、渋谷、神戸の3地域でリユース店「CIRCULABLE SUPPLY」を開店した。同社スタッフが購入した自社商品を店舗で再販売する。同様の仕組みで販売した催事、「ファミリーセール」の「蚤の市」では、毎回大行列ができるほど注目を集めていた。

メンズコーナーブランドではなくテイストで衣類を分類

従業員が自ら値付け 売れたらリターン入る

参入の背景は、従業員の換金の促進とCSR活動の主に二つだ。従業員は、自身が購入した自社商品を、好きな価格で値付けした上で出品でき、そのうちいくらかがキャッシュバックされる仕組み。「数字は非公表だが、換金率の高さには自信がある」(飯高宏CCO)

社内で換金できる場を設けて、従業員満足度を高める狙いだ。また「これまで手薄だった」(同氏)というCSR活動に再販売を通して取り組み、環境負荷の削減を目指していく。

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第492号(2020/7/25発行)16面

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