デザートスノー、下北沢に2店舗12月にはタイ出店
2020年10月20日
古着、秋・冬で需要急回復か
10月は新店出店が攻勢
4、5月に業績の悪化した古着店が多かった中、秋・冬シーズンを迎えて、徐々に回復の兆しが見えはじめている。関東と関西の有力店が秋に出店を加速させている。年内に海外出店を予定する動きもある。
鈴木道雄社長
下北に2店舗 12月にはタイ出店
古着店の展開や古着フェスの運営などを行うデザートスノー(東京都渋谷区)は10月17日、下北沢に古着店「デザートスノー」を2店舗同時に開店した。
同社は緊急事態宣言前後、下北沢の複数店で甚大な打撃を受けた。だが、福島や町田の地方店舗を中心に売上の盛り返しに成功。地元志向の高まりからか、福島の店では過去10年間で一番の売上を叩き出した時期もあったという。結果的に9月全体を均せば、通常期の約9割まで売上が回復していた。「インバウンドが戻った時を想像したら、今後はむしろ楽しみ」(鈴木道雄社長)
第498号(2020/10/25発行)17面