JAM TRADING、エコな古着「ロエコ」若者向け施設出店
2020年10月21日
古着、秋・冬で需要急回復か
10月は新店出店が攻勢
4、5月に業績の悪化した古着店が多かった中、秋・冬シーズンを迎えて、徐々に回復の兆しが見えはじめている。関東と関西の有力店が秋に出店を加速させている。年内に海外出店を予定する動きもある。
Qsモールは若者向けの施設だという
若者向け施設出店 条件緩和を好機に
古着店を関西で展開するJAM TRADING(大阪府大阪市)は9月と10月にかけて、大阪に古着店「ロエコ」を2店舗開店した。コロナを受けて商業施設からさまざまな店舗が撤退する中で、条件が合致した施設に出店が決まった。
同社は9月11日に大阪のあべのQsモールSHIBUYA109にてロエコの3店舗目を開店。また、10月末には梅田のヘップファイブにロエコの4店舗の開店を控えている。ロエコは、昨年から出店を進めていた平均単価が2000円程度の低価格帯ブランド。従来の店舗には無い低価格さをフックにして新規客を開拓する狙いがあり、また「エコ」な観点と絡めて古着の魅力を発信しているコンセプト店だ。
第498号(2020/10/25発行)17面