コロナで移り変わる越境ECトレンドとは?
2020年12月03日
越境ECコロナで変化
「中古ホビー」が売れ筋に
越境販売プラットフォームのイーベイ・ジャパン(東京都渋谷区)が9日、ビーノス(東京都品川区)は10日、各社の越境ECトレンドを公開した。
海外渡航制限により、越境ECでも「巣ごもり」商材が大きく伸びた。顕著なのはトレカやフィギュア等のホビー系、カメラや釣具など「密」にならないアウトドア系。イーベイ岡田雅之社長は、「国内セラーの取引高は25%増で過去最高」と話し、またビーノス直井聖太社長は「20年1~3月の流通額は前四半期に比べ131%増。世界的に越境ECは当たり前になりつつある」と強調した。EMSの停止や送料値上げ等のマイナス要素もあったが、EMS停止はクーリエによる配送速達化に、送料値上げは出品単価向上の側面もあった。
第500号(2020/11/25発行)16面