沐博Auction、日中の美術品や骨董品を競る
2021年04月03日
日中の美術・骨董、競売会
川崎に発足
会場に並ぶ美術・骨董品
日中の美術品や骨董品を競る「沐博Auction」(運営:沐博Auction・神奈川県川崎市)では、季節ごとに開催し1回で億単位の出来高を上げている。同会は昨年に発足したばかり。3月13~14日には第4回を催した。川崎駅からほど近くの社屋を会場としている。
同社の山崎堅社長は中国・福建省出身。現在、日本中で買い付けをしている。買い付けた品物や、所有者から委託された品物を同会に出品している。また一般個人や業者の出品も受け付けており、1回で競る量は1000~1500点ほど。入札希望者は事前に出品物をカタログで見たり、会場で下見したりできる。会の当日は直接会場で競売に参加するか、オンラインまたは電話からも参加できる。買い手の顔ぶれは様々だが、中国現地のコレクターが多い。
第508号(2021/3/25発行)5面