ゆずりばいちかわ、『譲る思い』店内に掲示
2021年04月03日
中古学生服などを販売
メッセージを掲示する「譲り場の木」
店内の様子
中古学生服店を運営するゆずりばいちかわ(千葉県市川市)では、「譲り場の木」と呼ばれるメッセージ掲示スペースを店内に設けている。葉の形をしたメモに譲る上での思いを書き込んでもらっている。現在50枚近くが貼られている。
石垣瑠美店主は、コミュニティビジネスをしたいとの思いから2018年に同店を創業。学ラン・体操服・柔道着・園服など3000点の在庫を扱っている。「結婚を機に市川に引っ越して育児と仕事の両立に苦労していたところ、周囲の介護や自身の病気などで苦しむ人たちに出会った。様々な背景を抱えた人たちが各々のペースに沿って働ける環境がつくりたいと思った」という。
教育や育児に関するワークショップなどをこれまで約20回開催している。子ども向けにプログラミングの講座を実施するなどしている。
石垣瑠美店主
第508号(2021/3/25発行)7面