店頭買取実態調査、リユース店にとって仕入れの肝となる「店頭買取」について聞いた

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「店頭買取実態調査」

店頭買取実態調査、リユース店にとって仕入れの肝となる「店頭買取」について聞いた

2021年07月05日

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店頭買取実態調査

リユースショップのリアル店にとって仕入れの肝とされるのが「店頭買取」だ。これについての実態や工夫点を聞き出してみた。買取り以外に「委託販売」を提案したり、買取強化のために店内の商品陳列に特徴を持たせたりなど、アイデアがあった。

調査項目
(1) 商材
(2) 店舗買取件数
(3) 成約率
(4) 査定点数
(5) 買取高
(6) 売上高
(7) 粗利率

カードショップトレジャー

  • (1) コイン、テレホンカード、切手9割、その他1割
  • (2) 平日は1日5~6件、土日はその3倍程
  • (3) テレホンカード、切手9割、コイン2割
  • (4) 50~200枚、多くて3000枚
  • (5) 不明
  • (6) 年商1億5000万円
  • (7) 35%

買取見本を陳列買取見本を陳列

買取見本を陳列、興味関心で利用者獲得

コイン、テレカ、切手などを扱うカードショップトレジャー(東京都中野区)では、店頭買取が平日で1日5~6件、土日はその3倍程ある。店頭仕入れが約65%、粗利率は35%という。

同店では買取見本を店頭に陳列することで、テレカの買取りに訪れた人や店舗の様子を見に来た人にとって、取扱う商材がわかりやすいようにしており、次回の買取来店へ繋げている。例えば、ポケモンカードやレプリカの金塊などを置くと、目に留まりやすく効果は大きいという。

「利用者が一目で何を扱っているか分かるため、興味関心を得ることができている。再来店へと繋がることが多いと実感している」(長尾美千生社長)。

また、取扱い商材を絞り専門性を出すことで高価買取に繋がっているようだ。

長尾美千生社長長尾美千生社長

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第514号(2021/6/25発行)9面

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