東北地方で金券店「日本海チケット」「パピルス」計11店舗を運営する日本海恒産(秋田県秋田市)は5月から学生服の買取を秋田県内の3店舗と八戸市内の店舗で開始した。中高生の学生服を買い取る。年内に販売も開始する予定。
金券ショップ店頭で制服を買い取る
同社はこれまで新幹線回数券の販売が好調だったが、コロナで停滞し、またJR東日本の新幹線回数券販売が終了することを受け、商材の拡大を模索していた。
その中で、子育て中の社員の発案を受け、学生服のリユース事業を開始。近隣にリユース学生服店がなく、安価に制服を調達する手段がなかったことから実現に至った。相場や査定は自社独自で研究。5月6日の開始以来、開始8週時点で9件の依頼があったという。
第515号(2021/7/10発行)1面