水廻り住設ECのキッチントップ、リユース事業に参入 業者が抱える余剰在庫を買取
2021年09月09日
水廻り住宅設備のインターネット販売で年商1億円近くを上げるキッチントップ(東京都足立区)では、リユース事業を始める。
主事業の住設ECサイト
中古販売や買取など
同社は自社サイトの「激安キッチン.co.jp」や楽天市場で、システムキッチンやユニットバス、シャワールームなどの設備を販売している。「ネットを通じた住宅設備の販売を始めて15年程になります。当時は住設のネット販売を行っている業者は数社しかいませんでした」(中野明彦社長)。販売先の顧客のうち4割程度をリフォーム・建設会社が占め、こうした施工を実務とする業者が抱える余剰の材料の買取りに応じていくという。
「工事や商品内容の変更、発注ミスにより生じてしまったモノが倉庫に眠ったままで、スペースを圧迫させてしまっている業者様の声を聞きます。こうした業者様の元に出張し買取りができれば」(同氏)
中古品は専用サイトを作り販売していく。また、古物市場等に参加して中古品の取扱いを広げ、リユース事業を新しい事業に育てていくという。
第519号(2021/9/10発行)4面