ゴミ問題などの影響により、経済産業省による「プラスチック製買物袋有料化」が昨年7月に実施されたことでレジ袋が有料化された。これにより、生活必需品となったエコバックについてリユース企業の取り組みが進んでいる。今回は古着屋ジャムを運営するジェイエイエムトレーディングに聞いた。
デザインが他人と「被らない」
ふるさと納税の返礼品に起用
ハンドメイドで作成された1点物のエコバッグ
大阪、京都を中心に古着屋ジャムを運営するジェイエイエムトレーディング(大阪府大阪市)では、大阪市商店街振興ふるさと寄付金の寄付者を対象に「被らない」ハンドメイドパッチワークエコバッグを返礼品として7月1日より開始した。寄付金額1万円の寄付者を対象とする。
同社は大阪市内約300の商店街の中から最も優れた店舗を表彰する、年に一度のグランプリ、大阪市あきないグランプリ(第11回)の物販・サービス部門で優秀賞を受賞。大阪市が返礼品を決める中で声がかかり、エコバッグを提案したところ採用が決定したようだ。
第519号(2021/9/10発行)19面