三越伊勢丹、百貨店での買取サービスをバリュエンス支援のもと本格始動
2021年10月28日
三越伊勢丹ホールディングス(東京都新宿区)が、百貨店での買取サービスを本格始動した。10月1日には伊勢丹新宿店に専門のカウンターを設けた。
百貨店で買取サービス
バリュエンスが査定支援
販売を主体としてきた同社だが、販売後も顧客が持つ品物へのサポートを行うことで、循環型社会実現の一助を担う狙い。昨年には検証として日本橋三越本店で買取りを始めており、1年で約2000件の利用実績を上げた。買取専門店「なんぼや」を展開するバリュエンス(東京都港区)が、査定と買取りを支援している。
「アイムグリーン」の名称でサービス展開している。専属の三越伊勢丹の販売員が、持ち込まれた衣料品、バッグ、時計、宝石、骨董・美術品等における相談に応じ、最適な処分方法を提案する。昨年10月に始めていた日本橋三越本店では40~60代を中心に利用され、買取金額は計画比約130%だった。
第522号(2021/10/25発行)3面