NJKPオークション、ドバイでダイヤオークション
2016年09月10日
1008ロットで出来高19億円
バイヤー約300人が参加した
ダイヤモンドを競るNJKPオークションが8月17日、18日にUAEのドバイで開かれ、19億円の出来高となった。
出品数は、メレが345ロット、シングルストーンが663ロットの合計1008ロット。不落札はなく、1ロット平均落札額は188万円だった。世界的にダイヤモンド価格が下落する中、メレの出品では、出品カラットをこれまでより小さく設定し、ロット数を増やしたことが奏功したと言う。
16回目を迎えた同オークションはこれまで香港で開催しており、ドバイでの開催は今回が初めてだ。ドバイは、フリーゾーンでは輸入関税、再輸出関税がかからないなどの優遇措置が講じられている。また、地理的に欧州やアフリカ、アジアとほぼ同距離に位置し、ダイヤの集積地であるインドからは香港よりも近いなどの要因により開催に至ったという。
399号(2016/09/10発行)1面