一般的にマンションは住民同士の交流が余りないものですが、例外もあります。今回は遺品整理によって故人と管理人や近隣住民との長年にわたる交流が明らかになり、遺品が生きた足跡そのものであることを再認識させられた事例をご紹介します。
ミシン触り故人偲ぶ近隣住民
大量のドリンク差し入れも
HPにはbefore/afterの事例写真が掲載されている
管理人と住民同士が仲の良いマンション
「現場であるマンションの敷地内に入った時、最近では珍しく、管理人さんと住民の方々が仲良さそうにお話されているのが印象的でした」。そう語るのは、遺品整理やゴミ屋 敷の清掃などを手がけるディーメモリー(神奈川県大和市)の柴本将希代表だ。
昨年秋、同社へ50代の夫婦から、このマンションの一室に住んでいた母親の遺品整理をして欲しいと依頼があった。
第522号(2021/10/25発行)23面