FYS、流通ハンガーのリユース SDGsの機運追い風に
2021年11月04日
服飾資材の企画・販売等を行うFYS(岐阜県岐阜市)は流通ハンガーのリユースを行っている。既存のハンガー流通網では大量の廃棄が発生するが、同社はそのほとんどをリユースしているという。導入アパレル企業にとっても社会的価値があるとして、積極的に営業活動を展開している。
ハンガーのリユース アパレル企業が導入
ハンガーリユースの作業風景
この取組は、自社で販売しアパレル店にて使用済みとなったハンガーを、店頭から回収し、仕分け・検品・洗浄等の作業を施して、再利用するもの。
「リユース作業の人員は15名ほどいて、回収したハンガーを検品したり、ものによっては洗浄もしている」と古池邦夫社長は説明する。
第522号(2021/10/25発行)19面