コメ兵が旧ブランドオフ社長らを賠償提訴、1億2000万円を請求

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コメ兵が旧ブランドオフ社長らを賠償提訴、1億2000万円を請求

2021年12月21日

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コメ兵HDHP

コメ兵ホールディングス(以下:コメ兵HD・愛知県名古屋市)は1220日、横領及び売上の一部を簿外現金として流用する不正行為が行われていたとして、旧ブランドオフ社長らに対して損害賠償請求の訴えを名古屋地方裁判所に起こした。

コメ兵HDは、旧ブランドオフ(田中管財に商号変更し、2021106日に消滅)の再生支援のために、海外子会社のブランドオフ香港及び名流國際名品股份有限公司も含め、ブランド品、宝石、貴金属等の小売り、買取、卸売事業等をK-ブランドオフに承継。その後、ブランドオフ香港の多額の現金が横領されていた事に加え、同社商品の卸取引のうち一部の売上を簿外現金として他に流用していたという不正行為が発覚した。

訴訟では、事業承継交渉の際に被告らが敢えて不正行為が行われていたことを提供せず、その影響で損害を被った賠償金として12000万円の支払いを求めている。

尚、コメ兵HDの海外子会社は昨年3月にこれらの件について、香港警察へ刑事告訴を行い受理されている。

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