ルーツ・オブ・ジャパン、タイで人道支援 他社にも協力呼びかけ
2021年12月21日
ボートで支援物資はミャンマー難民に無事に届けられた
「モノココ」をタイのバンコクとチェンマイで展開しているルーツ・オブ・ジャパン(北海道札幌市)が、このほど現地で人道支援を実施した。日本から寝袋や毛布などをコンテナで届け、またお金の援助もした。「リユース業だからこそできることを」と湊源道社長は呼びかけている。
タイは、政治情勢が不安定なミャンマーと隣接している。同氏によるとミャンマーのクーデターを受けて、今も多くのビルマ族や少数民族が逃げまどっている状況だという。現実を知った湊社長は、日本から送った4トン車分の支援物資とフェイスブックやインスタなどで集めた44万円分の支援金をそれぞれ用意した。川の向こうにいるカレン族という少数民族に届けようと試みたが、なんとミャンマー国軍に銃撃されるという災難も。だが無事に物資とお金は行き渡り、その様子はYouTUbe等でも取り上げられた。
「物資をまとめて届けられるのはリユース業だから。継続的な支援を考えている。他の同業者もぜひ一緒に支援してほしい」と湊社長は話した。
湊源道社長
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