プティー、低身長女性向け古着店
2022年01月27日
昨年12月に実店舗を開店した古着店プティー(東京都武蔵村山市)は低身長女性向けの古着店だ。以前からネットショップを展開していたが、実店舗を構えるとネットの売上も増加。店主は二児の母で、子どもの帰宅時間に合わせて閉店するなど、育児と仕事のバランスが取れた経営を実践している。「営業時間は子どもファースト。16時には閉めることが多い」と内野あずさ店主は話す。
常時300点、単価約5000円で
在庫は300着ほど
同氏は148cmという小柄さを活かし、いわゆる低身長向けのカジュアルなレディース古着を揃える。古着の在庫は約300着で、店頭でもハンドメイド雑貨を販売。ネットショップの平均販売単価は約5000円で、店頭は2000~3000円程度。ネットは20・30代女性が利用し、実店舗は学生から高齢主婦層までと幅広い。古着は必ずしも小さいサイズだけとは限らない。たとえば普通のサイズのチュニックを小柄な人にはワンピースとして提案するということもある。
同氏は1年ほど前からネットショップで古着やハンドメイド雑貨を販売していた。それが徐々に軌道に乗り始め、実店舗の開店も視野に入るように。だが、10歳と5歳になる二人の子どものことを考えると、店を構えるなら家の近くしかないと決めていた。そこに偶然、以前生地店だった物件を見つけ、直接家主と交渉した結果、借りられることになった。今では学校帰りの上の子どもが直接古着店まで帰宅することもある。
今後はフリマやポップアップショップなどの出張販売に意欲的だ。
内野あずさ店主
第528号(2022/1/25発行)4面