Z世代と呼ばれる満25歳以下の若年層の活躍が広がっている。その中で、現役筑波大生の岡本萌実さんが代表を務める古着屋「リリー・オブ・ザ・バレイ」(茨城県つくば市)が注目を集めている。学業と並行して、つくば市が行うチャレンジショップ事業の活用や事業プレゼンを通して約160万円の出資金を得てショップ開設に至った。
約160万の資金調達に成功
4月11日にオープンした店舗の様子
「昨日より、ちょっぴりおしゃれにをビジョンに掲げています」と話すのは代表の岡本萌実さん。
古着屋「リリーオブザバレイ」はつくば市にある複合型ショッピングセンター、トナリエつくばスクエアキュート1階に4月11日より店舗出店を行っている。昨年12月~今年2月まで、つくば市が行うチェレンジショップ事業で同ショッピングセンターのイベントスペースに出店したことに続き2回目の出店となる。
オープン月に約95万の売上実績と好調に推移、学生主体で運営することにショッピングセンター側から応援を込めて空きスペースを安く提供してもらえたことで再出店に至る。アルバイト含め13名のスタッフ全員が学生で運営を行う。
第535号(2022/5/10発行)15面