リアコネ、日用品を二次流通 廃棄ロス削減につなげる
2022年06月12日
スタートアップのリアコネ(東京都港区)では滞留した日用消耗品をメーカーから買い取り、特定事業者に販売する取組みを広げている。例えばパッケージ変更で型落ちとなった洗濯用洗剤を、ガソリンスタンドやエステティックサロンなどに販売する。法人としてエンドユーザーとなれる販路に限定し二次流通させ、不当に転売されないよう配慮する。オープンな安売りによるブランド毀損を避けながら、廃棄ロスの削減につなげる。
日用品の廃棄ロス削減
滞留在庫、「法人エンド」に再販
リアコネBOXのスキーム
サービス名は「リアコネBOX」で、3月にリリース。パッケージ変更品や期間限定品などをメーカーから買い取り、法人として消費してもらえる先に再販する。販路はガソリンスタンドやサロン、整備工場など。例えば、業務で使用するウエスやリネン類を洗濯するのに、リアコネBOXから定価より安く購入した洗剤を使用してもらう。
第537号(2022/6/10発行)4面