メモリーズ、横尾 将臣社長インタビュー

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メモリーズ、横尾 将臣社長インタビュー

2022年06月21日

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遺品・生前整理にいち早く乗り出し、累計現場実績は1.6万件にも及ぶメモリーズ(大阪府堺市)。冠婚葬祭事業を行う「くらしの友」の子会社でもあり、グループでは葬儀から整理まで手掛ける。横尾将臣社長に戦略や業界の概況を聞いた。

遺品・生前片付け月120件

メモリーズ 横尾 将臣社長メモリーズ(くらしの友グループ)
横尾 将臣社長

「福祉整理」でモノをためこむ前のケア
シニア周りのサービス事業者と連携

── 遺品整理は「キーパーズ」という会社が草分けとされているが、横尾さんはそこで経験をされたと。

横尾 キーパーズに2年在籍しました。もともと私は20代でミュージシャンをやっていて、そのあと営業職などをしていました。自分が33歳のときに祖母がヒートショックで突然亡くなり、葬儀だ整理だとなったのですが、すぐに頼める整理業者なんていませんでした。そういったものが世の中で必要になると思っていたところ、キーパーズを知って感銘を受け入社を。その2年後の2008年に独立しました。

── 遺品・生前整理の実績は?

横尾 メモリーズとしては累計1万6000件程の現場を整理してきました。月に120件はやっています。

── メモリーズは一昨年、TVCMで宣伝もしている冠婚葬祭の「くらしの友」のグループに入った。M&Aまでの約13年、整理の業界はどう変わってきていますか?

横尾 業者が増え、マーケットサイズも大きくなっていると感じます。それでも、整理だけで会社を回している所は今もそんなにない気がします。モノの紛失トラブルやゴミ処理の違反など、ちょこちょこ事件が起きてしまっている業界でもあります。

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第538号(2022/6/25発行)9面

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