(前回までのあらすじ:10年以上、毎月資金ショートしているドンドン。時にはもう無理だと思うことも。しかしどんな窮地に陥っても「自己破産」だけは選択しない覚悟を貫いてきた。なぜなら、必ず成功して恩返しをするという強い信念があるから。崖っぷちギリギリという実体験を綴る)
ピンチしかチャンスじゃない!東日本大震災の教訓
コロナ危機、寝ても覚めても悪夢
新型コロナウイルスの、一刻も早い収束を心から祈っています。しかし、現実(お金のほう)は待ってくれない。今こそ、どん底サバイブ記録12年のボクの経験や心持ちが何かしらのヒントになるかも?
正直なところ、コロナの当初、僕は経済的にも世界への広がり方にしても、ここまでのクライシスになるなんて思ってもみませんでした。しかしご承知のように株式市場、貿易、飲食店、ホテル業、観光、小売業等ありとあらゆる業界が、かつて経験した事のない試練に直面しました。そしてこれまで順風満帆、もしくはなんとか頑張って来られた事業者の方々の中でも、初めての深刻な危機に直面した方も多いんじゃないでしょうか?
そんな状況の中で、様々な公的な金融支援施策は取られましたが「オタクはコロナの前から業績悪いんだから関係ないじゃない」なんて言われ...。古着屋ドンドンダウンも御多分に漏れず、とんでもない危機に瀕しました。
第538号(2022/6/25発行)22面