成婚者により持ち寄られた洋服
結婚相談所事業を手掛けるクーディビジョン(大阪府大阪市)はこのほど、女性会員を対象とした婚活服のリユースサービスを始めた。名称は、「お福(服)分け」。成婚者が使わなくなった服や靴、カバンなどを現役会員に譲っていく。
同社が運営する「アーチ結婚相談室」に持ち寄られた服などを、SNSやブログで情報発信するなどして、現役会員に譲り渡せるようマッチングする。譲渡のため、取引において金銭のやり取りはない。かつて会員だった方が、成婚したことで使わなくなった服を現役会員に譲り、喜ばれたことで正式なサービスとして立ち上げに至ったという。
同社の木村惠社長は、「成婚された方から服を譲っていただくだけでなく、福にあやかることもでき縁起がよく、お福(服)分けの仕組みが完成しました。」と話す。
アーチ結婚相談室は1999年に開業。成婚者のうち63%が入会1年以内に成婚している。成婚したOGが現役会員にアドバイスを行うなど、サービスに特長を持つ。
木村惠 社長
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