ハリマオークション、最高出来高 1千万超え
2022年09月25日
毎週火曜に道具類を競るハリマオークション(兵庫県加古川市)では、開催1回あたりの最高出来高が1000万円を超えている。手競りのみだった方式を、コロナ禍を考慮してネット競りにも対応。この試みを2年ほど続けながら新規会員の獲得を図り、また落札相場上昇によって出来高が上向いている。ネットからの落札件数は全体の2〜3割を占めるという。
落札2〜3割ネットから
左上のモニターに映し出されている映像はネット参加者にも届いている
会場での手競りに加え、グーグルミートを用いてネットから参加する声を拾っている。「ネットからは匿名で参加できるため、例えば発句の価格から大きくかけ離れた価格を気兼ねなく言えるようにもなり、商品によっては手競りよりも競り終わるのが速い場合もあります」(塩津雅之社長)
第544号(2022/9/25発行)3面