総合リサイクルショップChoice、外国人が顧客の4割
2022年11月01日
コロナウイルスの規制緩和に伴う海外からの個人旅行の解禁や、国内の「全国旅行支援」などの動きを受けて、今後はリユースショップへの外国人客の増加も予想される。一見、外国人客への対応は難しいように思われるが、取材を進めてみると工夫を凝らせば十分対応できると言えそうだ。挨拶くらいしか外国語を話さないと説明するリサイクル店の店主に話を聞いた。
手厚い対応で信頼獲得
隣がブラジル人向けのスーパーという立地だ
来年で創業から10期目を迎える総合リサイクルショップChoice(静岡県浜松市)は顧客の4割がブラジル人を中心とする外国人で占められている。相手が外国人であっても手厚い接客・対応を心がけることで、信頼を獲得。現在の年商は約5000万円で、2店舗目の出店の検討に入るほど、経営も軌道に乗っている。
「外国人のお客様のおかげでうちはここまでやってこられたと思う」と影山正太郎社長は強調する。同店の隣にはブラジル人向けスーパーがあり、そこからお客が流入。コロナ前の時点では全体の約半数が外国籍の顧客という状況にまで発展した。外国籍の顧客を囲うために特別なことはやっていないと説明するが、以下の3つのポイントは徹底してきたという。
第546号(2022/10/25発行)21面