コロナで拡大「ライブコマース」

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コロナで拡大「ライブコマース」

2022年12月13日

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「ライブコマース」に取り組んでいるだろうか。コロナ禍で以前ほどインバウンドが見込めない中で、存在が高まっている越境販売手法でもある。主に中国で大きな市場が形成されており、日本のリユース事業者にとっても商機になる。まだ始めていない事業者は、仕組みをおさえたいところだ。「ライバー」の増加などを背景に競争が激化しており、早くに手を打っておきたい。

ライバー手配・売価設定どのように?

ライブコマースとは、インターネットを通じてライブ動画を配信しながら、商品を紹介・販売する手法を言う。視聴者からチャットで質問を受け、それに答えることで双方向でのコミュニケーションが生まれ、販売がしやすくなる。

気になるHowTo ライブコマースの仕組み

中国の場合は、巨大ECモールであるタオバオの中で展開されている「タオバオライブ」や、中国系SNSを用いたライブコマースが定着。ライブ配信する人は「ライバー」や「ライブバイヤー」と呼ばれる。その人が抱えているファンやフォロワーの数に応じて、「KOL(Key Opinion Leader)」や「KOC(Key Opinion Consumer)」などと、段階的に格付けされている。

SNSからライバー探し

例えばリユース事業者が、自社で保有している中古ブランド品などを中国向けにライブコマースを実施する場合、まずはライバーを見つけるところからがスタートとなる。

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第549号(2022/12/10発行)12面

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