小売りを行うリユース店の収益力はどれくらいあるだろうか。月商のほか、商品点数や売場の広さから、店舗運営が成り立つモデルを分析していく。
(1)平均月商:1200万円
(2)平均月間客数:3300人
(3)中心客単価:3600円
(4)中心商品単価:500円
(5)粗利率:51%
(6)売場坪数:400坪
(7)商品点数:10万点
(8)在庫回転日数:210日
(2)平均月間客数:3300人
(3)中心客単価:3600円
(4)中心商品単価:500円
(5)粗利率:51%
(6)売場坪数:400坪
(7)商品点数:10万点
(8)在庫回転日数:210日
3フロアで売場の延べ面積は400坪程度
カシコシュ青梅新町店(カシコシュ)
10万点揃える
アウトドア用品を揃えた2階の売場の一角
長谷工グループのカシコシュ(東京都港区)が運営する「カシコシュ青梅新町店」は、売場400坪を誇る大型総合リユース店だ。
のべ3フロアにわたり、ブランド品や衣料・服飾雑貨、家具・家電などを最大10万点揃える。月商は1200万円程度。月間3300人程度が来店し、客単価は3600円程度。商品単価としては500円が中心となる。豊富な在庫量から、在庫回転日数は210日という。販売を効率化するため、「衣料品等への値札の取り付け作業を外部委託し、単純作業の省力化を図っています」(営業部・飯田哲也氏)。
第549号(2022/12/10発行)16面