ファッションブランド コーチ、循環型プログラム「コーチ リラブド（COACH ReLoved）」をスタート

"アップクラフト"のアイテム。クラフトマンが手を加え、世界で唯一の製品に蘇らせる

アメリカのファッションブランド コーチ(COACH)は、"バッグに第二の人生を与える"循環型プログラム「コーチ リラブド（COACH ReLoved）」をスタートさせた。

「すべての人にとって、より良い未来を作る」というコーチのコミットメントから生まれた循環型プログラムは、お客が対象のコーチのバッグをストアに持ち込むと、スタッフが査定し、引き取り金額相当のクーポンを受け取って新しいバッグの購入に充てることができる。

引き取った商品は、"リストア（ダメージの修復）"、"アップクラフト（新たな装飾等をプラス）"、"リメイド（新たな形に再生）"の3カテゴリーのどれか1つで商品化され、コーチ公式オンラインストアで販売される。

1月中はコーチ銀座、コーチ新宿、コーチRAYARD Hisaya-Odori Park の3店舗のみで持ち込みを受け付けるが、2月1日より14ストアが引き取り実施店舗として追加される。引き取り可能な商品は、コーチストアで購入した革製品のバッグのみ。革製品のバッグ以外の商品、アウトレットストアで購入した商品や並行輸入品は対象外だ。またコンディションが著しく悪い商品は修理・再販が難しいため、引き取りを断るとしている。

2021年に北米で導入されてスタートした同プログラムは、コーチ直営店での修理や無期限のレザーケアなど、コーチ独自のレザーサービスをさらに充実させると共に、新製品購入を促進する狙いもあると思われる。

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