SDGsの広まりから、回収サービスに乗り出す動きが増加している。人を介さない回収ボックスでは、異物や不純物の混入が課題としてある。一方、不純物混入の防止策をして約5%に抑えることに成功している事例もある。
厳しい対応で再発防止
防犯カメラで対策している(サンウエスパ)
東海エリアを中心に古紙と古着回収事業「エコファミリー」を運営するサンウエスパ(岐阜県岐阜市)は、不純物の混入割合が重量対比で5%、古着のみでは、5%未満だという。
同社は岐阜や愛知、三重、滋賀、福井、富山、石川の7県で81店舗の回収ボックスを展開して、月平均900トンを回収している。主にロードサイトや中小小売店の駐車場が中心で、車での利用者が多い。2019年度は9億円の売上高だ。
第552号(2023/01/25発行)21面