中古仮面ライダーグッズ、老若男女から人気

特撮テレビドラマの「仮面ライダー」シリーズは、1971年に最初の作品が放送されて以来、人気が高いことで知られている。令和5年1月現在で、41作品（仮面ライダーWEBより）。その分関連グッズも数多く出回っているが、一体どんなものに需要が集まっているのだろうか。仮面ライダー専門店「まんだらけ中野店　スペシャル9」に話を聞いた。

価格安定で安泰市場

声優キャストで女性ファン爆増
平成レトロブームには連動せず

大人用のベルトは受注生産。海外では特にアジア圏で人気がある

まんだらけ（東京都中野区）が運営する「まんだらけ中野店」の一角に店を構える「スペシャル9（ナイン）」は、中古仮面ライダーグッズの専門店。同店の責任者である冬野昭一氏は「仮面ライダーシリーズは、今流行りの平成レトロの一つではなく、平成以降は一定の人気の高さを保っています」と話す。シリーズで人気作品を3つあげると「V3」「電王」「W（ダブル）」だという。

ファン層が幅広く、幼少期に見ていてファンになった大人の男性、リアルに視聴している子供が来店する。

平成に入ってからは、時代の変容に合わせて、ストーリーが複雑化している。

第552号(2023/01/25発行)16面