【リユース店 モデル分析 Vol.6】工具一番館、回転率重視の中古工具店

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【リユース店 モデル分析 Vol.6】工具一番館、回転率重視の中古工具店

2023年03月31日

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小売りを行うリユース店の収益力はどれくらいあるだろうか。月商のほか、商品点数や売場の広さから、店舗運営が成り立つモデルを分析していく。

(1)平均月商:420万円(1店舗あたり)
(2)平均月間客数:200~400人
(3)中心客単価:-
(4)中心商品単価:1~2万円
(5)粗利率:55~75%
(6)売場坪数:-
(7)商品点数:-
(8)在庫回転日数:約2週間

売上の9割がヤフオク!

工具一番館 おおもとはスクラップ業者だおおもとはスクラップ業者だ

中古工具買取販売店の工具一番館(静岡県静岡市)は2週間で在庫を1回転させて2店舗合わせた年商は約1億円。売上の9割がヤフオク!を中心としたネット販売だ。

同店はスクラップ業者から派生した会社で、16年に開業。おおもとのスクラップ業者で保有していた車両などを活用し、主な仕入れ方法は出張買取だ。処分に困っている顧客からの案件が多い出張買取では利益率がとりわけ高く、65~75%ほど。買取対象は個人事業主の廃業や工場整理など多岐にわたる。

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第556号(2023/03/25発行)10面

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