豊田通商、カーペイディーエムを買収

豊田通商（愛知県名古屋市）が中古車オンライン輸出販売事業やリユース事業を手掛けるカーペイディーエム（東京都渋谷区）を子会社化した。3月9日に発表があり、2月に株式を追加取得していたことがわかった。

両社は中古車のオンライン輸出販売での協業を目的に、2020年に資本業務提携を結んでいた。豊田通商による追加出資により子会社化に至った。

カーペイディーエムは日本の中古車を海外へ輸出・販売するオンライン輸出販売事業を展開し、アフリカを中心に世界100ヵ国以上に輸出している。豊田通商が有する自動車事業におけるアフターサービスを含めた海外サービスネットワークに、カーペイディーエム社の持つ中古車市場におけるデジタルマーケティング力・システム開発力を融合させ、豊田通商グループ一体となり中古車オンライン輸出販売事業を拡大させる。

尚本紙では過去にカーペイディーエムを取材、同社では20年より中古建機の輸出にも力を入れていた。また「ユーザー買取事業」として、カメラ・家電・コスメなどを対象とした「高値買取王」というサービスも展開している。

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