新古品を平均単価700〜800円で販売するフランチャイズ「半額倉庫」(運営:ISOYU、大阪府大阪市)が加盟店を増やしている。現在全16店舗がフランチャイズ店舗で、関西だけではなく関東のオープンも目立つ。独自のビジネスモデルと、強化中のライブコマースについて取材した。
平均単価700~800円で販売
月商60万円で利益に
倉庫に店舗を構え、新古品5000~1万点を展示
店舗では、おもちゃや飲料水など日用品だけではなく、家具や家電も扱う。コンセプトは「全品がレジを通せば半額になる」。プライスカードに「この価格からさらに半額」と載せ、購入時に安価を実感できる。商材数は5000~1万点で、倉庫を店舗として活用するケースが多い。
加盟メリットについて、磯遊晋介社長はこう話す。「大型倉庫を新しく物件契約すると1000万~2000万円はかかると思います。ですが既に倉庫があれば固定経費を抑えられ、半額倉庫では加盟金を含め600万円あれば開業できます」経費がかかりづらく、月商60万円で利益になるという。全店の平均月商は200万円。売上高の10%を本部に支払う。
第560号(2023/05/25発行)15面