【"女性活躍"未来の働き方】テルミ洋装店、ヴィンテージ生地の魅力を伝える

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「女性活躍未来の働き方」

【"女性活躍"未来の働き方】テルミ洋装店、ヴィンテージ生地の魅力を伝える

2023年06月30日

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希少なヴィンテージ生地を販売している「テルミ洋装店」。代表の岸本美枝さんは、自身もヴィンテージ生地の洋服を身に付け、自ら広告塔となって、魅力を広めている。

質が高く、柄もユニーク

テルミ洋装店
岸本 美枝さん

テルミ洋装店 岸本 美枝さん

洋装店を営む家で生地と縫製職人さんに囲まれて育つ

53歳。大手ファッションビルに10年勤務。メンズアパレルや時計などの販売に従事する。友人の紹介で、ハワイのヴィンテージショップに5年ほど勤務。帰国後はジュエリー販売などを経験。その後、すでに閉店していた実家の「テルミ洋装店」に残っていたヴィンテージ生地の販売・オーダーメイド服の受注の仕事を始める。「お客様に生地を選んでもらい、縫い子さんが仕立てる、昔ながらの洋装店でした。子どもの頃から生地に囲まれて、その中で遊んでいました」と岸本さん。写真の岸本さんの服もヴィンテージのオーダーメイド。

岸本美枝さんが実家の洋装店に眠っていたヴィンテージ生地の販売を始めたのは2017年。ハワイのヴィンテージショップで働いていた経験から「古くても良いものは売れる」と感じていた。

岸本さんは生地のみを販売する他、オーダーメイドを希望するお客には、パタンナーや裁縫士との間に入って注文も受ける。最初は実家の在庫だけを販売していたが、「うちにもあるので引き取ってほしい」と依頼がくるようになった。買取りは行っておらず、引き取りか、委託だけにしている。

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第562号(2023/06/25発行)19面

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