GTホールディングス、銀座にシャネル専門店
2023年12月24日
ブランドリユース大手、GTホールディングス(東京都港区)のグループ会社、グローバルトレード(以下:GT)は12月8日、銀座にリユースのシャネルを専門で扱う「BLACK BOUTIQUE GINZA(ブラックブティックギンザ)」を開設した。商品数は約2000点と国内最大級の規模で話題になりそうだ。
商品2000点、在庫規模4億円
エルメス専門店
1階上に出店
入り口正面にはコーディネートで展示
ブラックブティックは、リユースのシャネル製品を集めた専門店。黒と白を基調とし、シックな内装に仕上げた。65坪の店内には、商品数で約2000点を陳列(一部在庫品含む)、定番品やヴィンテージ品から現行品まで幅広く取り揃えている。
カテゴリー別の商品数は、バッグで600点、アパレル450点、アクセサリーが650点、財布・小物類が180点、ジュエリー80点時計80点。在庫金額にして約4億円規模となる。アパレル・シューズ以外は全てショーケースに収められている。また、商品に値札が付いているものの、伏せた状態で展示。1つの店舗でこれだけリユースのシャネル製品を揃えた店舗は国内でも最大級の規模と言えそうだ。
GTは、今年4月に銀座にあるニューギンザビル5階にエルメス専門店「ORANGE BOUTIQUE(オレンジブティック)」をオープン。今回の店舗は同ビルの6階に空きが出たことから出店を決めたと言う。両店の店長を務める荒貝浩二郎氏は、「同じビル内にエルメスとシャネルのリユース専門店があることで、集客面における相乗効果が期待できます」と話す。これら2店舗を一体で運営することで、双方の店舗への案内等も円滑に行っていく考えだ。
第574号(2023/12/25発行)10面