【若手経営者の志】エイト、濱田沙希美社長

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【若手経営者の志】エイト、濱田沙希美社長

2024年01月10日

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GTホールディングスのグループ会社として、表参道でヴィンテージショップ「VINTAGE QOO TOKYO(ヴィンテージクートーキョー」、渋谷でブランド買取販売店「東京ぶらんど」、リユースのエルメス専門店「ORANGE BOUTIQUE(オレンジブティック)」を運営しています。

内装からブランディング、行ってみたくなる店づくり

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濱田 沙希美社長(32)

QOOの顧客は海外客が約9割を占めるため、言語対応できるスタッフ体制の整備や中国圏をはじめ世界へ向けたSNSでの情報発信、海外顧客向けのイベント開催などに力を入れています。また、メディア向けの露出の強化も図っています。国内外の雑誌等から衣装提供を求められる機会もあり、有名人の方がSNS等で投稿して頂けると広がりがあるため、こうした機会を増やしていければと思います。今年3月には1階にあるQOOの店舗の地下約60坪を増床し、ヴィンテージのシャネル製品を集めたフロアにし、1階にはアザーズブランドをもっと置けるようにする予定です。

リユースのブランド品は、商品が良くても競合店舗がたくさんあるため、価格競争になりやすく、利益率も低下傾向にあります。ただ、お客様に対しては、安い中古品を買うことがサステナブルなのではなく、より良い物が欲しいと思って買ったのが、結果的にサステナブルにつながる、そういう感覚であって欲しいと思います。そのためには、価値を伝えていかないといけない。お店の内装からブランディングを行い、その店に行ってみたいと思われるような世界観や雰囲気づくりを行い、買わなくても、行ってみたい、写真を撮りたいと思われるような、話題になるようなお店作りをしていきたい。将来的にはブティックと同じくらい認知されているお店を目指していきたいと考えています。

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第575号(2024/01/10発行)3面

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