1934年にデンマークで誕生したブロック型の知育玩具「レゴ」。このレゴが、二次流通市場でも存在感を増している。その客層は「コレクター」と「ビルダー」の2種類あり、客層によってビジネスモデルも大きく異なる。
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年500種の新作
廃版も多く中古活発
ブックオフスーパーバザー横浜東戸塚オリンピック店ではレゴブロック1g=1円で買い取る。約1ヶ月半で、買取り量は500kgを超えた
レゴは世界で年間1兆円以上を売り上げる世界有数の玩具メーカーだ。おもちゃのロングセラー商品として広く知られており、幼少期に遊んだ方も多いのではないだろうか。
レゴには複数のカテゴリーがある。低年齢向け、小学生以上を対象としたテーマ別のセット、さらに大人向けの商品もある。
毎年500種前後の商品を発売していると言われ、概ね1~2年程度で廃版となる。そのため二次流通市場も活発だ。相場検索サイト「オークファン」の調べでは、レゴ全体における月間取引数は1万点前後に達する。また、過去5年の平均落札額は5000円~7000円程度で推移している。
第574号(2023/12/25発行)13面