サーキュラーパーク九州 、サーキュラーエコノミー推進拠点を設立へ
2024年03月22日
サーキュラーパーク九州(鹿児島県薩摩川内市)は4月より、企業や地域の廃棄物を再資源化する「リソーシング事業」を開始する。企業や地域の再資源化および情報共有などを通じて、サーキュラーエコノミーの実現を目指す。
同社は23年7月設立。九州電力(福岡県福岡市)とリサイクル事業等を手掛けるナカダイHD(東京都品川区)との合弁企業。4月より、薩摩川内市内の石油火力発電所である川内(せんだい)発電所跡地を利活用した、「サーキュラーパーク九州」を運営する。
サーキュラーパーク九州においては、クローズドの企業ネットワークを構築し、産学官での交流を生み出す。参画企業はサーキュラーパーク九州を実証事業の拠点として利用できる。リサイクラーであるナカダイがサポートを担い、知見や課題の共有、人材教育等を行う。
第580号(2024/03/25発行)5面