読者の声を紹介するこのコーナー。異なる業態の代表の方からコメントをいただきました。
テーマ:採用のポリシー
作業の課題をやってもらうことで資質を判断
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ーツケースの修理を中心に、バッグや財布、楽器ケースの修理を手がける山澤工房を運営しています。当社のスタッフ23名で修理スタッフの多くは正社員です。スーツケースの修理は特殊な分野なので、応募される方のほぼ全員が未経験です。カバン・靴の修理経験や車の板金工をやっていたという人は多いのですが、それは必須条件ではありません。但し、誰でも良いというわけではないのです。
スーツケースの修理には体力とやる気、器用さが必要です。それを見極めるために、応募者にはいくつかの手を動かす作業をやってもらいます。その作業をしている様子を見たうえで、人間性を含めて資質がありそうだと判断した人を採用しています。
第580号(2024/03/25発行)23面