香港骨董オークションが日本法人
2016年07月27日
"日本回流"の出品を強化
7月15日~17日まで関西で鑑定会を開催。
左から 木俊博顧問、潘景輝董事、右二人はフォーチュンオークショニアーズの株主。
手前は鑑定会に訪れた消費者
香港で骨董オークションを開催するフォーチュンオークショニアーズが7月、大阪に日本法人を設立した。
同社では3年前から日本回流と銘打った競りを開催。これはかつて日本人が買い付けた中国骨董等が出品されるもの。この出品量を拡大するために現地法人を設立した。
「香港では消費者の方、ディーラーの方が競りに参加されており、7000人の顧客を抱えています。一律ではないが、概ね日本相場の1.5〜2倍の値で売れる」と潘景輝董事は話す。オークションの落札率は7割、これを強みに「日本で年3億円分の骨董を集めたい」(木俊博顧問)と目標を掲げる。
396号(2016/07/25発行)16面