イオンモール　不要品回収ボックス直営全店舗設置へ

イオンモールは不要品回収ボックスを6月5日より全国89店舗のイオンモールにて導入することを決定した。買い物客が家庭で不要になった衣料品や雑貨を持ち込むことを期待する。

エコミットと提携

この取り組みではECOMMIT（鹿児島県薩摩川内市）の提供する回収・選別・再流通を一気通貫で行う「PASSTO」のスキームを活用する。回収ボックスはイオンモールが独自にデザインしたものを、インフォメーションセンターや駐車場付近など、人の往来が多い場所に常設する。

「ゴミ箱に見えないように工夫したデザインにしたこともあって、用途外のものが入れられることは今のところありません。今後来店目的の一つになればと思います」と戦略部ESG推進グループマネージャー森本氏。

HPや館内デジタルサイネージ、自社アプリなどを利用して告知し、1年間で1000トンの回収を目標とする。

家を想起させる形にデザインしたPASSTO

第588号(2024/07/25発行)25面